e 白タキシードで逃避行。

白タキシードで逃避行


日記の結婚式ネタより

************************************************************************

 

御「冗談ではない! 何故私が、白タキシードを着なければならないのだ。
   私なら赤だろう。赤色を持ってきたまえ」

成「(とか言いつつ、イヤミなくらい似合ってるよなあ…お前)
   僕も着るなら白より、青がいいなあ。
   なんか落ちつかないよ、コレ」

真宵「そうだね〜。みつるぎ検事さんはともかく、
     なるほどくんは七五三みたいだよ?」

御「フッ。確かに」

成「保護者みたいに写真撮るなよ、真宵ちゃん。悲しくなってくるだろ」

真宵「結婚式も七五三もおめでたいイベントに変わりないよ?
    もっと世界を広い目でみようよ、なるほどくん」

成「ハイハイ。
   …ん? 急に青い顔してどうした、御剣?」

御剣「ム…いや、何か悪寒が…」


オバチャン「ミッちゃあぁぁぁぁぁん!!
とうとうオバチャンの愛を受け入れてくれるんだねぇ〜!」


御「ヌオォオオオオオ!」

真宵「わわっ。オバチャン!
    着ちゃったよ、ウェディングドレス!」

成「アレが視覚の暴力ってやつだな…」


オバチャン「感激だよ、ミッちゃん!
オバチャンの心がやっと真剣だってわかってくれたんだねぇ!」


御「いや、けしてそのようなアレでは…!」


オバチャン「ああ言いんだよ、ミッチャン。全部言わなくても。オバチャンも子供じゃないからねぇ。ミッチャンの心はその胸に刺した白バラごと、ぜんぶ頂いちゃうよ! さぁ新婚旅行はどこがいいんだね? ハワイ? タヒチ? やだよぉ、オバチャン水着は恥ずかしいけど、ミッチャンがどうしてもっていうなら、東洋の真珠といわれたこのボディラrya」


成「…ごめん、御剣。
   僕、アレと戦う勇気ない」

御「たまに真剣な顔して、言う台詞がそれか!
   ともかく逃げるぞ、成歩堂!」

成「このままお前を囮にして
   逃げるっていう手もあるんだけどな…」

御「キサマは…!
   それでも弁護士か、見損なったぞ!」

成「イタタタ! 冗談だって! 御剣、爪、食い込んでる!!」

御「この手は死んでも離さん。
   覚えておけ……成歩堂!!」

成「………え? ええと…
   (なんかすっごい嬉しい台詞をきいた感じがするんだけど)」

真宵「ああっ、オバチャン、
   なるほどクンたち逃げちゃいますよっ」

オバチャン「ミッチャーン!」

御「イカン、逃げるぞ!」

成「ちょ、御剣、今の本気にしていいんだろ? オイ御剣って!」

 

************************************************************************

『もし2人が結婚式をあげるとしたら…?』

成歩堂くんと御剣さんには、
ドレス(笑)よりも、スーツを着こなしてほしいかな〜。男だしね!

以上、番外編でした。お付き合い有難うございました^^

back

Designed by CSS.Design Sample