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御「冗談ではない! 何故私が、白タキシードを着なければならないのだ。
私なら赤だろう。赤色を持ってきたまえ」
成「(とか言いつつ、イヤミなくらい似合ってるよなあ…お前)
僕も着るなら白より、青がいいなあ。
なんか落ちつかないよ、コレ」
真宵「そうだね〜。みつるぎ検事さんはともかく、
なるほどくんは七五三みたいだよ?」
御「フッ。確かに」
成「保護者みたいに写真撮るなよ、真宵ちゃん。悲しくなってくるだろ」
真宵「結婚式も七五三もおめでたいイベントに変わりないよ?
もっと世界を広い目でみようよ、なるほどくん」
成「ハイハイ。
…ん? 急に青い顔してどうした、御剣?」
御剣「ム…いや、何か悪寒が…」
オバチャン「ミッちゃあぁぁぁぁぁん!!
とうとうオバチャンの愛を受け入れてくれるんだねぇ〜!」
御「ヌオォオオオオオ!」
真宵「わわっ。オバチャン!
着ちゃったよ、ウェディングドレス!」
成「アレが視覚の暴力ってやつだな…」
オバチャン「感激だよ、ミッちゃん!
オバチャンの心がやっと真剣だってわかってくれたんだねぇ!」
御「いや、けしてそのようなアレでは…!」
オバチャン「ああ言いんだよ、ミッチャン。全部言わなくても。オバチャンも子供じゃないからねぇ。ミッチャンの心はその胸に刺した白バラごと、ぜんぶ頂いちゃうよ! さぁ新婚旅行はどこがいいんだね? ハワイ? タヒチ? やだよぉ、オバチャン水着は恥ずかしいけど、ミッチャンがどうしてもっていうなら、東洋の真珠といわれたこのボディラrya」
成「…ごめん、御剣。
僕、アレと戦う勇気ない」
御「たまに真剣な顔して、言う台詞がそれか!
ともかく逃げるぞ、成歩堂!」
成「このままお前を囮にして
逃げるっていう手もあるんだけどな…」
御「キサマは…!
それでも弁護士か、見損なったぞ!」
成「イタタタ! 冗談だって! 御剣、爪、食い込んでる!!」
御「この手は死んでも離さん。
覚えておけ……成歩堂!!」
成「………え? ええと…
(なんかすっごい嬉しい台詞をきいた感じがするんだけど)」
真宵「ああっ、オバチャン、
なるほどクンたち逃げちゃいますよっ」
オバチャン「ミッチャーン!」
御「イカン、逃げるぞ!」
成「ちょ、御剣、今の本気にしていいんだろ? オイ御剣って!」
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『もし2人が結婚式をあげるとしたら…?』
成歩堂くんと御剣さんには、
ドレス(笑)よりも、スーツを着こなしてほしいかな〜。男だしね!
以上、番外編でした。お付き合い有難うございました^^
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